インプラント治療は、失った歯の機能と見た目を自然に回復できる優れた治療法です。しかし、外科的な手術を伴うため、一定のリスクや注意点があることも事実です。つむぎ歯科医院では、患者さまにしっかりと内容をご説明し、安全で安心できる治療を第一に考えています。
<外科手術に伴うリスク>
| 術後の腫れ・痛み・出血 |
多くは一時的なものですが、体調や術式によって数日間続くことがあります。 |
| 感染・インプラント周囲炎 |
手術部位に細菌感染が起こると、腫れや痛みが出たり、まれにインプラントが生着しない場合があります。
→ 当院では滅菌環境・抗菌管理を徹底し、予防的抗生剤・衛生管理を厳格に実施しています。 |
| 神経・血管損傷のリスク |
下顎の神経や上顎洞(副鼻腔)に近い位置に埋入する場合、術前のCT診断を行わないと神経損傷・しびれ・副鼻腔炎などのリスクが高まります。
→ 当院では**CT撮影+デジタルシミュレーション(Xガイド/トップダウントリートメント)**を行い、安全域を確保した埋入を徹底しています。 |
<治療後のトラブル・合併症リスク>
| インプラント周囲炎(インプラント歯周病) |
天然歯と同様に、歯垢(プラーク)がたまると炎症を起こし、骨が溶けてインプラントが動揺することがあります。
→ 定期的なメインテナンスとセルフケアが非常に重要です。 |
| かみ合わせの不均衡による負担 |
噛む力のバランスが崩れると、インプラントや周囲の骨に過度な力が加わり、インプラント体やスクリューが緩む、破損する場合があります。 |
| インプラント体の脱落・破折 |
埋入後に骨と十分に結合しない場合や、強い外力が加わった場合に起こることがあります。 適切な骨質評価と術後管理でリスクを最小限に抑えます。 |
治療期間とメンテナンスの負担
インプラントは治療完了まで数か月かかる場合があり、骨の状態によっては骨造成などの前処置が必要になることもあります。
治療後も、3〜6か月ごとの定期検診と専門的なクリーニングが欠かせません。これを怠ると、せっかくのインプラントが数年でダメになることもあります。
費用に関する注意点
インプラント治療は**自由診療(保険適用外)**となるため、治療内容や本数に応じて費用負担が大きくなる傾向があります。ただし、長期的な耐久性や再治療の少なさを考慮すると、“長く安心して噛める投資”として価値のある治療です。